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コラム

障がい者の母たち 第二次世界大戦後、日本の経済白書が「もはや戦後ではない」と宣言したのは戦後11年後の1956年だった。2011年に未曾有の被害をもたらした東日本大震災からはまだ8年後。東京電力福島原子力発電所事故の処理が決定しないまま、課題への解決の道筋が見えないから、まだまだ震災後のままである。その心のあり様は、政治家の震災に関する無配慮な発...[記事全文]

風光明媚の中で キャッチコピーは「ヘンテコ オチャメナ」。 その名はポズック楽団。 2018年秋に東京発進出の公演を目の当たりにした障がい者と支援者によるチンドン屋だ。そこで受けた面白さの衝撃が忘れられず、和歌山県紀の川市の就労継続支援B型事業所ポズックが営む楽団の本拠を訪れ、風光明媚な環境の中でメンバーがのびのびと練習に勤しみ、...[記事全文]

詩は叫びである 精神疾患者から「ココロの詩」を募集し最優秀作品には歌曲としてメジャーデビューをしてもらう企画は好評で、先日応募の締め切りとなった。基本的に「詩」のクオリティを審査する予定だが、参考までに自分の病状や遍歴、置かれている状況などのストーリーも任意で記載していただいているが、そのストーリーも心打つものが多い。 その中で目立つの...[記事全文]

年末年始に増幅する不安 最近の大晦日は東京・上野の東京文化会館で行われるベートーベンの交響曲第一番から第九番までを一気に聴くコンサートに行っている。そして、これも毎年のことだが、交響曲の合間の休憩時間に携帯電話を確認すると、当事者からのいくつかのショートメールが来ている。大晦日に一人の当事者は誰かとつながりたい、と思うのだろう。 そのうちの...[記事全文]

一日中見ていた  私が後見人となっている伯父が他界した。 あの「金魚!」と叫んだ伯父である。パーキンソン病で自由に身動きできない伯父と金魚のいきさつは昨年10月10日付け本コラム「おじさんがホームで『「金魚!』と言ったなら 高齢化時代を受け止める、とは何か」と昨年11月28日付け「『金魚!』で変わる伯父の表情 高齢者施設の居室で飼育して...[記事全文]

「おかしい」の直感  約1年前、古巣の新聞社の記者やデスクら複数の同僚が集まった飲み会の席で、障がい者の就労移行事業という福祉の現場にいる私に元同僚はこんな質問をしてきた。 「今なら、何の取材をする?」。 そこで即座に答えたのが「中央省庁の障がい者の法定雇用率」だった。 「絶対に雇用率を満たしていない官庁がある。外務省とか財...[記事全文]

 障がい者が詩を書く、さまざまな立場の人が障がいを詩にする―。詩の題材を障害に求めることについて、オーストラリアの詩人、メリンダ・スミスは障害が芸術の題材に適しており、詩として描くことは、「芸術を創り出す」行為であると話した。自閉症の長男に関する自作「遁走曲~アスペルガーと診断されて~」を傍らに、論理的かつ哲学的に説明された障害と詩の関係性に、新し...[記事全文]

「ケアステージ」始動  障がいや疾患、その他様々な原因で「生きづらさ」を感じている方々、その家族や友人、関係者による「ココロの詩」を募集します―。このたび、こんな企画を立ち上げた。4年前から「ケアメディア」推進プロジェクトとして、「ケアメディア」なる概念を広め、何らかの原因で生きづらさを抱えた人とつながり、ケアしやすい、ケアされやすい社会づく...[記事全文]

特別を口にする前に  今年4月に就労移行支援事業の診療報酬の改訂が通達され、障がい者を「就労をさせる」だけではなく「定着させる」ことにも注力しなければならない状況になっている。就労への取り組みに日々追われる中で、定着支援も加わり、各就労移行支援事業所は大変な思いをしているだろう。かく言うわれわれも、定着支援が大事なのは分かって取り組んできたつもり...[記事全文]

「発達障害」をなぜ?  6月9日に神奈川県を走行中の東海道新幹線「のぞみ265号」の車内で3人が死傷した事件で、22歳の男性加害者に関する情報をめぐり、メディアの微妙なスタンスの違いが浮き彫りになっている。「発達障がい」を強調するテレビメディアや、入院歴を明記する新聞社「障害者施設」の表記とともに加害者彼には「障害」をにおわす新聞社等―。 ...[記事全文]


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